今回の記事は「100切り」を達成するため5つのポイント「なぜショートゲームがスコアを左右するのか?」第2弾パッティングの極意!をお送りします。
実は100切りを達成するにはパッティングが最も重要なんです。今回は理由と、上達するためのスキル、練習方法を徹底解説します。また最後にパッティング上達のおすすめ動画も紹介します。
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なぜショートゲームがスコアを左右するのか?アプローチ編
- なぜパッティングがスコアに直結するのか
- 3パットを防ぐためのコースマネジメント
- 力を発揮するためのメンタルコントロール
- ミスを減らすための技術と練習法

なぜパッティングがスコアに直結するのか
ゴルフでスコアを左右する最大のポイントは、実はドライバーでもアイアンでもなく「パッティング」です。
プロでもアマチュアでも、ラウンド中に最も多く使うクラブがパターです。プロ選手でさえラウンドの約40%をパッティングに費やすと言われています。
使用回数が圧倒的に多い
18ホールのラウンドで、ドライバーは多くても14回程度しか使いません。
一方で、パターは平均で30〜40回前後使うことになります。
つまり、ラウンド全体の40%以上がパッティングなんです。その1打1打を減らすことが、スコアアップの最短ルート。
ミスの影響がダイレクトに出る
他のショット(ドライバー・アイアン・アプローチ)はミスしても「次で取り返せる」余地があります。しかし、パターはゴール(カップ)が目の前だからミスした分がそのままスコアに反映される。
例えば:
- ドライバーでミス→まだ、挽回のチャンスあり
- パターでミス→入らなければ+1確定、次もミスすれば…って積み上がる。

このように、パッティングはゴルフのスコアに最も影響を与えるプレーのひとつです。理由はシンプルですが、パッティングがゴルフ全体の結果に与える影響を理解しておきましょう。
3パットを防ぐためのコースマネジメント
3パットを防ぐためのコースマネジメントは、ただ技術だけでなく「どこに乗せるか」「どのラインを残すか」を考えてプレーすることが重要です。以下に具体的なポイントを紹介します。
ピンの位置に対して“乗せる場所”を意識する
グリーンに乗ればOK…ではなく、「どこに乗せるか」が重要です。
ピンの奥に乗せると下りの速いパットが残り、距離感が合いにくくなります。
基本はピンの手前に止めて、上りのラインを残すのが理想です
ロングパットを“寄せる”意識を持つ
長いパットでいきなり入れに行くのはリスクが高く、距離を大きくオーバー・ショートする原因になります。
まずは「確実に2パットで終わらせる」ことを第一に考え、カップの“半径1m以内”に寄せることを目標にしましょう。
パットラインを残すショット選択をする
アプローチやアイアンショットの時点で、自分が得意なライン(上り、ストレートなど)を残すような攻め方を意識しましょう。
「乗ればいい」ではなく、「どんなラインが残るか」を読むことで、3パットのリスクを減らせます。
グリーンの傾斜と芝目を事前に観察する
プレー前の練習グリーンやコース内で、傾斜や芝目の傾向を確認しておくことが大切です。
ライン読みの精度が上がれば、2パットでのフィニッシュ率が格段に上がります。
まとめ
3パットを防ぐコースマネジメントとは、次のパットを“どう残すか”を逆算して考える力です。
ただ打つのではなく、「狙って2パット」を実現するための判断と準備が、スコアアップに直結します。3パットが減ると「確実にスコアが良くなる」ため、自分の成長が実感しやすくなります。
また、ラウンド後のストレスや後悔も減るため、ゴルフ自体がより楽しくなりモチベーションにもつながる大きなメリットです。
力を発揮するためのメンタルコントロール
実戦で力を発揮するためのメンタルコントロールは、パッティングにおいてスコアを安定させる最も重要な要素のひとつです。特に短いパットや勝負どころでは、技術よりも心の状態がスコアに大きく影響を与えます。
なぜパッティングにメンタルが重要なのか?それは、皆さんの経験あると思いますが緊張して普段の力が発揮できないことありますよね。パッティングではそれがもろにで起きるからです。

プレッシャーが集中する場面
短いパットほど「外したらどうしよう」という心理的な不安が大きくなります。
緊張、焦り、自信のなさなどが入り混じることで、普段通りのストロークができなくなることが多々あります。
結果が見えすぎる
パッティングは「入った or 入らなかった」という明確な結果がすぐにわかるため、結果への執着が強まり、ミスを引き起こしやすくなります。
心の準備がパッティングを変える
最終的にパターは「入れる」技術ではなく、「入れられる心」が大切です。
いくら練習しても、本番でその力を発揮できなければ意味がありません。
だからこそ、普段の練習でもルーティンやプレッシャーのかかる状況を意識的に作り出してメンタルを鍛えることが大切です。
パッティングの上達には、技術だけでなくメンタルの安定が必須です。
自信を持ち、余計なプレッシャーをコントロールできるようになれば、あなたのパッティングは確実に変わります。
ミスの原因と理解
ここからは、多くのゴルファーが悩んでる「ラインは読めてるのにパットが入らない」「練習では入るのに本番で外す」原因を中心に対策を整理しつつ、パッティングの基本を押さえながら、実戦で結果に結びつく練習方法をご紹介します。
なぜ入らない?原因は?
多くのゴルファーがパッチングをミスする原因としてよく言われていつことはこの3つです。
⓵プレッシャーでストロークが変わる
本番になると「絶対入れたい!」という気持ちが強くなって、無意識にストロークが変わる。
- 手が強くなって引っかける
- インパクトで緩む
- 打ち急ぐ(フォローが出ない)
② リズムが違う
練習グリーンではリズムよく打ててるのに、本番で一呼吸長くなって、リズムがズレてミス。
③ ターゲットに集中できてない
ラインは読めていても、「外したくない」気持ちで、目線がボールに集中しすぎる。ターゲットに意識を置けていない。
これらの原因のすべては、緊張で力んでいるからです。皆さんは「練習ではある程度パットは入る」はずです。ということはもう「入れる技術は持っているということ」です。
次は技術を引き出す練習法を紹介します。
本番に強くなるための練習方法
1. 「1球勝負」練習
本番は1球しか打てませんよね。
→ 練習グリーンでも、1球だけでカップインを狙う練習を。
- 毎回、ラインを読んで、ルーティンを決めて1球だけ打つ。
- 終わったら場所を変えて別のラインでまた1球。
これを繰り返すことで、本番に近い集中力が養われます。
2. 「入れに行かない」練習
→ あえて「入れない」練習で、距離感とストロークの安定性を高める。「おいおい!ひとつ前で1球で入れる練習をって言ったじゃないか」って思いましたよね。実はこの練習もすごく大事なんです。理由は、下りや、ラインが読めない時の1球で入れに行くと3パットの可能性がグンと上がるからです。先ほど述べた3パットを防ぐためのコースマネジメントのことですよね。
練習法は
- カップの手前15〜20cmにティを刺して、その上に止めるイメージで打つ。
- 「入れる」より「距離を合わせる」に意識を置く。
これでインパクトの緩みや打ち急ぎを3パットを防げます。
3. ルーティンを固定する
- 毎回、同じリズム・動作で打てるように練習から一定のルーティンを決めて実践。
- たとえば「後ろからライン確認→ボール後方に立つ→素振り→セットアップ→3秒以内に打つ」など。
ルーティンをすることで心と体をいつも通りに整え心の波を小さくできます。
4. 「入れたい」ではなく「良いストロークをしよう」と考える
結果に意識が向くとプレッシャーが強くなります。
「しっかり振り切る」「ラインを信じて打つ」など、プロセスに集中することで緊張をやわらげることができます。
5. 呼吸を整える
緊張したときほど呼吸が浅くなりがちです。
一度、深呼吸をするだけでもリラックス効果があり、集中力が高まります。
6. 「次に切り替える」力をつける
ミスパットの後に引きずらないためには、「過去はもう関係ない」と考える訓練が大切です。
感情のリセットができると、次のホールに影響を残さずにプレーできるようになります。
おすすめYouTube動画3選!
今回ご紹介するのは、「UUUM GOLF-ウーム ゴルフ-」「ゴルフ飛ばしてなんぼ!」「堀川未来夢チャンネル」による「パッティング」に必要な基本を徹底的に解説された動画です。
UUUM GOLF-ウーム ゴルフ-
ショートパットを外す人ほど”アレ”しちゃってる?三浦桃香プロが確実に入るパット術を伝授!
堀川未来夢チャンネル
『パッティングの基本を教えます』堀川未来夢プロのパッティングルーティン
「ゴルフ飛ばしてなんぼ!」
パターの打ち方【超基本編】上手くなる握り方、構え方、打ち方。
まとめ
心の準備がパッティングを変える
最終的にパターは「入れる」技術ではなく、「入れられる心」が大切です。
いくら練習しても、本番でその力を発揮できなければ意味がありません。
だからこそ、普段の練習でもプレッシャーのかかる状況を意識的に作り出してメンタルを鍛えることが大切です。
パッティングのミスを減らすには、正しい基本動作の習得と、実戦に近い状況を再現した練習が不可欠です。
特に、「距離感」「方向性」「テンポ」「平常心」を意識して練習することで、3パットのリスクを大幅に減らすことができます。
毎日少しずつでも継続すれば、ラウンドでのパッティングは確実に安定していきます。スコアアップのためにも、ぜひ意識して取り組んでみてください。
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