今回はシリーズ、100切りを達成するための5つのポイント!最終章「ラウンド中に崩れないメンタル管理術」~脳のクセを味方にして安定スコアを手に入れる~を語ります。
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みなさん「今日は絶対100切るぞ!」と意気込んだのに、途中で崩れてしまう…。そんな経験、ありませんか?この記事では、私自身が行ってスコアアップした経験も交えつつ、ラウンド中にメンタルが乱れてスコアが大崩れする“あるある”を解決するための簡単なコツを、脳の特徴も交えて徹底解説します。
この記事を読めば「なぜ崩れるのか」「どうすれば冷静さを保てるのか」が分かり、次のラウンドから安定したプレーで自己ベスト更新できます!
そして今回の記事は日常生活の役に立つ内容になっています。
あなたも今日から“崩れない自分”を作りましょう。
ちょっとした“脳の使い方”を知るだけでスコアアップ
ラウンド中に崩れるよくあるパターン
- 前半は調子が良かったのに、後半で突然ミスが連発…
- OBや池ポチャで一気にパニック、「もう今日はダメだ」と諦めモード
- ミスを引きずって、次のショットも手が震える。
私も何度も経験しました。特に目標にしているスコア目前になると、「絶対にミスできない!」というプレッシャーで頭が真っ白。
でも、実はこれ、脳のクセや自律神経の反応が大きく関わっているんです。
脳のクセを知るとメンタルは強くなる
ゴルフのメンタル管理で重要なのは、「脳は否定形を理解しずらい」という事実です。
例えば「池に入れたくない」と思うほど、脳は「池」というイメージを強く認識してしまいます。
これが“イメージ通り”に池ポチャ…という現象を生むのです。
また、緊張や不安を感じると自律神経の「交感神経」が優位になり、心拍数が上がり、筋肉が硬直しやすくなります。
この状態では、練習場でのスムーズなスイングが嘘のように崩れてしまうのも当然です。
1. 「否定形」を避けて脳を味方につける
「絶対にOBしない」「池に入れないぞ」と考えるのは逆効果。
脳は「OB」「池」というワードをイメージし、その通りの動きを引き起こしやすいのです。
コツは簡単「○○しない」ではなく「何をするか」で言い換える、そして目指す行動・状態をポジティブ、具体的にイメージするだけ。
例えば
- 「フェアウェイに運ぶ」「グリーンセンターに乗せる」と“やりたい動作”を具体的にイメージ
- ポジティブな自己暗示(例:「このショットは得意」「落ち着いて打てる」)
私自身、「池に入れたくない…」と考えて池ポチャした回数は数知れず。
逆に「グリーンの右サイド狙い」と明確にイメージした時は、不思議とミスが減りました。
「脳が否定形を理解しづらい」は日常生活でも使える。
例えば:子供に対して ×「走らないで」
→脳は「走る」をイメージしてしまう
〇「ゆっくり歩こうね」
部下に対して ×「ミスしないようにして」
→ミスを想像してします
〇「丁寧に確認してね」
日常生活でも「言い方」を少し変えるだけで、人間関係もセルフコントロールもスムーズになります。
この脳の作用について[ヌローライフというブログの「脳は否定形を理解できない」の科学的根拠を解説]で詳しく解説してくれているので興味がある方は是非!
2. 今に全集中!!
「このホールでパーを取れれば…」「次の難所が心配…」と先のことばかり考えていませんか?
脳は未来や過去に飛ぶと、今のショットに集中できず、ミスを誘発します。
そのため、過去や未来を気にせず以下のポイントのみ頭に入れ「このショットだけに集中しよう」と切り替えられるだけで、スコアの崩れを防げるようになりました。
- 「目の前の一打」に意識を集中こと
- ルーティン(素振りや深呼吸)で“今”に戻る習慣
- ミスしても「次の一打」に気持ちを切り替える
3. ネガティブワード禁止!自律神経を整える
あなたはネガティブワード、つい口にしていませんか?
「難しい」「怖い」「やばい」などのネガティブワードは、脳に過去の失敗体験を呼び起こし、交感神経を優位にします。
その結果、体が硬直し、普段通りのスイングができなくなります。
私は「また池だ…」「もうダメだ」と口にした直後、連続ミスで大叩きした経験が何度も。
しかし、逆に「次はうまくいく」「この経験が成長につながる」とポジティブな言葉に変えたところ、心が軽くなり、次のショットに集中できるようになりました。
4. ルーティンとイメージトレーニングでメンタルを安定
プロも実践する「プレショットルーティン」は、毎回同じ動作を繰り返すことで脳と体を落ち着かせ、集中力を高めます。
また、成功イメージを頭に描く「イメージトレーニング」も効果抜群です。
- 毎回同じルーティン(素振り→深呼吸→アドレス)を徹底
- ショット前に「成功した自分」をイメージ
- ルーティンが崩れたら、一度仕切り直す勇気を持つ
私も「ルーティンを飛ばして焦って打った」時は、ほぼミスショット。
逆に、どんなに緊張してもルーティンを守った日は、安定したプレーができました。

5. 悪い流れを断ち切る「リセット術」
ミスが続くと「もうダメだ」と思いがちですが、ラウンドは18ホール。
一度のミスで全てを諦めるのはもったいない!あなたはミスをどこまで引きずっていますか?
私も「1ホールの大叩き」で完全に心が折れた経験あり。
でも「ここからが本番!」と切り替えた日は、後半で立て直すことができました。
- ミスしたら一度深呼吸、「ここから仕切り直し」と自分に宣言
- 「3つの良かった点」を毎ショット後に探す(例:方向は良かった、距離感は合ってた、リズムは良かった等)
- 1ホールごとにリセット、「今このホールに集中」と意識する
6. 「完璧主義」を手放しミスを受け入れる
100切りを目指すゴルファーの8割が「完璧なプレー」を求めすぎて自滅しているとゴルフの現場やコーチの間でよく言われているそうです。
プロでもミスは当たり前。1ラウンドでパーオン率は50%でも十分上出来です。
考え方は:
- 「ミスは当たり前」と受け入れる
- ミスした自分を責めず、「次に活かす」と前向きに考える
- 1打ごとに気持ちを切り替える練習を普段から意識
私も「今日は絶対ミスしない!」と意気込んだ日に限って大崩れ。
「ミスしても大丈夫」と思えた日は、むしろリラックスして好スコアが出ました。
まとめ:脳のクセを知れば、崩れない自分になれる
- 脳は否定形を理解できないので、ポジティブなイメージを持つ
- 一打一打に集中、「今ここ」に意識を戻す
- ネガティブワードは封印、ルーティンで自律神経を整える
- ミスを引きずらず、リセット術を身につける
- ハッピープレイスやイメージトレーニングで心を落ち着ける
- 完璧主義を手放し、ミスを受け入れる
私自身、これらのコツを実践することでスコアが乱れることが減りました。
あなたも、脳のクセを味方につけて“崩れない自分”を手に入れてください!
「次のラウンド、あなたはどんな自分で臨みますか?」
ぜひ今日から実践して、自己ベスト更新を目指しましょう!
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