こんにちは!
ゴルフを始めたばかりの皆さん、「そろそろやってみようかな〜」と思っている皆さん、ようこそ!
「ゴルフって難しそう…」「なかなか上達しない…」そんなモヤモヤ、感じたことありませんか?
実は、ゴルフの上達に欠かせないのが“グリップ”、つまりクラブの握り方なんです。 これ、本当にバカにできません。
かつての私も、グリップなんて何も考えていませんでした。でも、そこにこそ大きな落とし穴がありました。 今回は、私の失敗談や成功体験を交えながら、初心者さんが絶対につまずく「グリップ」について、楽しく・わかりやすくお伝えしていきます!
グリップを制する者、ゴルフを制す!
「グリップが大事!」 よく聞くフレーズですが、初心者の頃は「握り方くらいでそんなに変わる?」と思いがちですよね。
でも、現実はめちゃくちゃ変わるんです!
ゴルフを始めたばかりの私は、こう思ってました。
「とにかく力いっぱい握れば、真っすぐ飛ぶでしょ!」
結果は——
スライス、フック、チョロ、そして全然飛ばないやりたい放題。
「え?なんで?力が足りないの?」
と、ますます力む悪循環。
そしてある出来事をきっかけに、クラブを軽く握ってスイングしてみたんです。すると「バチン!」といういい音とともにボールが一直線に!それまでのスライスやチョロが嘘のように、そして飛距離も大幅にアップ!
グリップはゴルフの“土台”ということに気づいた瞬間でした。
「握りすぎ注意!」私の失敗談
ゴルフを始めたばかりの頃、私は「強く握れば飛ぶ」と思い込んでショットが安定なかったことはお伝えしましたが、それ以上に大きな落ちし穴が…!
無理な力みがたたって、練習の翌朝にはなんと薬指が開かなくなる事態に…。
いわゆる「ばね指」になってしまったんです。
(目が覚めて手を動かしたら、薬指だけカチッと引っかかる感じで、すごく怖かったです。)
これはさすがにヤバいと思い、練習の仕方をYouTubeやブログで調べた結果、グリップの大切さに気づき力加減を根本的に見直すきっかけになりました。
このように正しい力加減や動きができないと、思いもしない怪我に繋がることもあります。
初めての快感ショット!グリップ成功ストーリー
ある日一人で打ちっぱなしでグリップを握る力加減を練習しているとき、ついにドライバーで完璧なショットが出ました! 思わず声が出てしまうほどの最高の瞬間でした。
そして、力加減の感覚が分かるようになっていくにつれて、アプローチやパターでも距離感が合うようになり、モチベーションもアップ。
壁を一つ突破した時の快感はなんとも言えません。
グリップひとつでこんなに違うんだと、改めて実感しました。
グリップの基本と握り方の種類【初心者向け徹底ガイド】
ゴルフを始めたばかりの方にとって、グリップの握り方には「こんなに種類があるの!?」と驚くかもしれません。でも大丈夫、それぞれに特徴があり、自分の手の大きさや握力、スイングのタイプによって向き不向きがあるんです。
ここでは、初心者にぜひ知っておいてほしい代表的な3つのグリップスタイルを、メリット・デメリットも含めて解説します。
■ オーバーラッピング・グリップ
左手人差し指の上に、右手の小指を乗せる握り方。
多くのプロや上級者が使っている王道のグリップです。
- 特徴:左手主導のスイングがしやすく、クラブの動きを安定させやすい。
- 利点:多くの教材やレッスン動画で解説されているので学びやすい。
- 欠点:握力が弱い方や手が小さい方には、やや不安定に感じることも。
■ インターロッキング・グリップ
左手人差し指と右手小指を絡めて握る方法。
タイガー・ウッズもこのスタイルで有名です。
- 特徴:手の一体感が強く、しっかり握れて安心感がある。
- 利点:手が小さい方や非力な方にもおすすめ。クラブとの一体感が出やすい。
- 欠点:慣れるまでは少し違和感があるかもしれません。
■ テンフィンガー(ベースボール)・グリップ
名前の通り、野球のバットを握るように、両手を重ねず10本の指で握るスタイル。
ジュニアゴルファーや高齢の方に多く見られるグリップです。
- 特徴:握力が分散され、自然に力を使いやすい。
- 利点:飛距離が出やすく、スイングに力を伝えやすい。
- 欠点:手の動きがバラバラになりやすく、安定性に欠けることがある。
自分に合ったグリップを見つけるには、実際に試してみるのが一番!
練習場で握り方を変えながら、スイングの安定感や打球の感覚をチェックしてみてください。
そして何より、「毎回同じように握ること」が安定したショットにつながる大切な習慣になります。
欠点:安定感を出しにくくボールを曲げやすい。一般的でないので参考が少ない。
【グリップ時のポイント】
正しいグリップのための4つのポイント
グリップを握るときに意識したい、基本のポイントをいくつかご紹介します。たったこれだけ?と思うかもしれませんが、意識するだけでショットの安定感がぐっと変わります。
① 卵を握るようなやさしさで!
よく言われる例えですが、「卵をつぶさずに持つくらいの力加減」が理想的です。
私自身は「スイングしてもクラブがすっぽ抜けない程度のゆるさ」を意識しています。強く握りすぎると手首や腕が固まり、スムーズなスイングができません。
② 親指と人差し指で“Vの字”を作ろう!
親指と人差し指の間にできる“V字型”のラインが、右利きなら右肩を指すようにセットするのが基本です。このV字を意識すると、両手の形が自然に整い、フェースの向きも安定します。
③ 両手のひらは向き合うようにセット
握ったときに、右手と左手のひらが向かい合っているように感じると◎。どちらかの手が強くかぶったり、開いてしまうと、スライスやフックの原因になります。左右のバランスが大切です。
④ グリップエンドが手のひらから飛び出さないように!
クラブのグリップエンドが手の中にしっかり収まっているかも確認しましょう。グリップが手のひらからはみ出してしまうと、正しいスイング軌道が取りにくくなります。
グリップ矯正器具を使うのも一つの方法です。
グリップの握り方おすすめ動画3選!
実際に動画で分かりやすく解説しているものをいくつか紹介します。
45 GOLF – 片山晋呉チャンネル
人体の骨格にあわせた自然な握り方を紹介してくれています。すごく分かりやすいです。
星名トレーニングスタジオチャンネル
この動画は科学的根拠の視点からグリップと腕の使い方を説明してくれています。
個人的にはこの動画が一番ためになりました。
DaichiゴルフTV
この動画では腕のどこにどんな風に力を入れるかなどをイメージで表現してくれているので、初心者にはとても分かりやすい内容になっています。
強く握るとどうなる?デメリット5つ
ここではグリップを強く握る代表的なデメリットを5つあげました。
一緒に見ていきましょう。
- スイングがぎこちなくなる
→ 手や腕に力が入りすぎて、クラブの自然な動きが邪魔される。
結果、スムーズに振れないし、飛距離も出にくい。 - 球が左右にブレやすくなる
→ 力んだスイングはフェースの向きが安定しないから、スライスしたりフックしたり暴れがち。 - 飛距離が落ちる
→ 本来クラブのしなりを使うべきなのに、手だけで振ろうとするから、パワーロスする。 - 手首や指に負担がかかる
→ そして最悪、ばね指や腱鞘炎みたいなケガにつながる! - 疲れやすい、長続きしない
→ 力んでるとすぐ疲れるし、1ラウンド持たなくなる。
そして、お気づきの方もいると思いますがグリップを強く握ることにメリットありません。
そのため正しいグリップは絶対に身につけましょう。
まとめ:あなたのゴルフは、今日から変わる!
さて、今回のグリップ講座はいかがでしたか?
最初は「この握り方で合ってるのかな?」と不安になることもあると思いますが、まずは毎回同じ握り方ができるようになることが大切です。グリップは習慣です。ぜひ、家の中でも素振りやクラブを持って確認してみてくださいね!
グリップの練習をする時に取り入れると効率よく上達できる記事「練習場では何を意識すべき」もご覧ください。
さらにステップアップしたい方は、次回ご紹介予定の「スイングの基本編」にもぜひご期待ください。
あなたの「今日の一歩」が、半年後には驚くほどの進化につながるはずです。
「それでは、楽しいゴルフライフを!また『ゴルフのトビラ』でお会いしましょう!パブロでした!
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