練習場では何を意識すべき?ゴルフ100切りを目指す人が、練習場での意識と効果的な練習法とは?スコア100切りを達成するたの、5つのポイント!

練習場で意識することと練習法 練習・上達ハック系

今回はゴルフスコア「100切り」を達成するたの、5つのポイントシリーズ第3弾「練習場では何を意識すべき?」をお送りします。ゴルフでスコア「100切り」を目指すプレイヤーにとって、練習場での練習内容とその取り組み方は極めて重要です。本記事では、初心者や中級者が効率的にスコアアップするための考え方から具体的な練習方法、クラブ選び、メンタルの整え方まで、幅広く解説します。正しい練習法を知ることで、誰でも100切りを達成できます。

100切りを目指すための基本的な考え方

スコア100を切るためには、各ホールをボギーまたはダブルボギーで回れば達成できる計算になります。平均すると1ホールあたり約5.5打。すなわち、パーやバーディを狙うよりも、大きなミスを避けて「安全にプレーすること」を最優先にすれば達成できるのです。そのためには、以下のマインドセットが重要です。

  • 無理にパーを狙わない(攻めすぎず、守るゴルフ)
  • OBや池など大叩きを防ぐプレーを優先(ミスを最小限に抑える)
  • 苦手なクラブは使わず、得意クラブでリズムを守る
  • 精神的な余裕を持ってプレーする

このようなマインドセットを意識することで、ミスを減らし、安定したプレーにつながります。

練習場で意識すべきポイント7選!

1. ストレッチとウォーミングアップを徹底する

まずはケガ予防とスムーズなスイングのために、練習前は必ずストレッチを行いましょう。

2. 目的を持った練習

練習では「ただ球数を打つだけ」では意味がありません。毎回明確なノルマや目的を持つことが大切です。たとえば以下のようなテーマを設定し、意味を持たせた練習をしましょう。

ちなみに私は打ちっぱなしで「3時間500球まで打ち放題」のプランを打ち切ることを目的に練習していました。それではダメですよね。そしてその結果、ばね指になってしまいました(笑)

3 . クラブ選びの順番

クラブの練習順は最初は7番アイアンなどミドルアイアンからスタートし、慣れてきたらドライバーやウェッジへと練習を広げていくのが基本です。

なぜ7番からがよいか

7番アイアンはクラブの長さロフト角もほどよくて、ボールが自然に上がりやすくバランスがとてもよい扱いやすい番手です。
そのため、7番は「アイアンの基本の形」とも言われていて、これで正しく打てるようになると他の番手への応用がしやすくなります。また、ミスが出たときに何が原因かを見つけやすいのも7番の特徴です。「トップ」や「ダフリ」、「スライス」などが見えやすいから、フォームの修正がしやすいです。

順番例:
  1. 7番アイアンでフォーム固め
  2. 次にピッチングウェッジ、サンドウェッジでアプローチ
  3. 5番アイアンやユーティリティで距離の打ち分け
  4. 最後にドライバーやフェアウェイウッドに取り組む

いきなりドライバーから始めるとスイングが崩れる原因になるので注意です。

練習場でのクラブ別の理想的な打ち分け割合は、コースでの練習よりもやや自由度が高いですが、効率よく上達するためには以下のような目安が推奨されます。

クラブ割合の目安ポイント
ドライバー10~15%球数を多くしすぎず、方向性とリズムを重視
アイアン30~40%1球ごとの飛距離や弾道確認、ミドルレンジの精度アップ
ウェッジ(アプローチ含む)30~40%距離感とコントロールを気に磨く
パター10~20%(別途パター練習場で)打ち続ける場内にパター練習スペースがあれば活用
  • 打ちっぱなしではウェッジやアイアンの練習に多い時間や球数を割くのが効果的です。 特にアプローチやショートゲームの精度向上がスコアアップに直結します。
  • ドライバーは全体の1~2割程度で十分です。フォームやリズムを崩さないように意識しましょう。
  • パターは打ち続ける場に専用スペースがあれば活用し、別日にパター練習場で重点的に行うのがおすすめです。

4. アドレス・グリップ・アライメントを毎回体勢

構えやクラブフェースの向き、グリップの位置をルーティーン化し、正しいセットアップを身につけましょう。普段からルーティンをすることにより実戦のショットで緊張しにくくなります。

5. 課題を持って集中的に練習

自分の弱点や改善したいポイントを明確にし、そこに集中して練習しましょう。
私の場合は「どのクラブで」「どんなミスをしたか」「どんな状況だったか」(ボールの位置や体勢)を記録し、次回の練習までに動画などで改善点を見つけ、次回の練習で実行するサイクルを続けています。

6. コースをイメージして打ち続ける

実際のコースを想定し、状況ごとのショットをイメージして練習することも効果的です。

7. 力任せに振らない

ショットは8割の力で振ることを意識し、特に調子が悪い時は振り幅を小さくしてコントロール重視で練習しましょう。私のようにマン振りばかりしているとばね指になります(笑)
特におすすめなのがハーフスイングです。
私はボクシング経験者で、ゴルフを始めた当初は腰の回転に自信があり、フルスイングでそこそこの飛距離が出ていました。 でも、友人に勧められてハーフスイングを試してみたところ、フルスイングよりも圧倒的に飛距離が伸びたのを今でもよく覚えています。
ハーフスイングは振り幅がコンパクトな分、ミート率が上がりやすく、正確なインパクトがしやすいため、結果的に飛距離や安定性が向上します。その後、フルスイングの飛距離アップにつながります。


ゴルフスコア「100切り」を達成するたの、5つのポイント!関連記事

以前アップした記事で練習法もご覧ください。こちらではおすすめ動画も紹介しています。
「なぜショートゲームがスコアを左右するのか」アプローチ編
「なぜショートゲームがスコアを左右するのか」パッティング編
練習場では何を意識すべき?ゴルフ100切りを目指す人が、練習場での意識と効果的な練習法をとは?

近日中に「飛距離よりも大事な安定したティーショット”とは?」「OBや池を防ぐシンプルなマネジメント術ラウンド中に崩れないためのメンタル管理のコツ」をアップするのでそちらもよろしくお願いします。

プロ選手からの学び

ここで、松山英樹選手の練習メニューを見てみたいと思います。松山選手の最大の特徴は、「ショートゲーム(アプローチ・パター)」に圧倒的な時間と球数を割っている点です。試合前のウォーミングアップでは、パット練習が全体の約40%、アプローチやピッチショットなど100ヤード以内のショートゲームが約33%を占めています。フルショットやドライバーに割く球数は少なく、ドライバーはわずか5球という日もあるそうです。

練習メニュー内容・ポイント
パター練習片手パットや通常パットを含め、全体の約40%をパッティング練習に充てる。距離感やライン読み、ストロークの安定性を重視
アプローチ・ピッチショット練習100ヤード以内のショートゲームに多くの時間を使い、精度と距離感を重視して磨く
フルショット(アイアン・ドライバー)球数は少ないで、コントロールショットやフォーム確認を重視。 ドライバーはたった5球のみ打つことも
体幹・スイングドリルボールやグローブを挟んで体の回転を意識したり、ストレッチポールや2本のクラブ素振りで体幹の主導権の動きを体得
動画スイングチェック練習後に自分のスイングを動画で確認し、コーチと動きを細かく分析・修正
練習後の追加もみラウンド後も練習場で球を大事み、課題の確認や修正を行う


このように一流のプロ選手でもショートゲームを重視した練習をしているのが分かりますね。
松山選手の練習についてGOLFAVOというサイトで詳しく紹介していたので興味がある方はご覧ください。

まとめ

ゴルフ100切りは誰でも達成可能な目標です。 しかし、そのためには正しい方法で計画的に練習する必要があります。 アプローチやパターなど項目に集中しながら、自分自身の課題と向き合いましょう。 そして何よりも楽しむ気持ちを忘れずに成功への近道です!

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